2021年GW 女ひとり九州ソロツーリング日記②

佐多岬を求めアラサーバイク乗りが九州ひとりツーリング

 

目次

5日目:宮崎~鹿児島

雄川の滝の途中にあった、くにの松原キャンプ場。松林があってバイクと一緒に撮ったら写真映えした。

雄川の滝

前日に泊まったゲストハウスのおじさんはここに来たことがないのだという。灯台下暗し。

駐車場には数台のバイクが停まっていた。カブ乗りのおじさんは横浜からフェリーで九州上陸したそう。次に九州に行くならフェリーだな。

程よい山道散策を経て滝へ

連日バイクに乗っていると歩くことが少ないため、運動不足解消にちょうどよかった。

佐多岬

職場の人が若かりし頃、同期3人で車の運転を変わりながら佐多岬に行ってきた話を聞いたら、行きたい衝動にかられ、無事、半年後に佐多岬にたどり着いたのであった。駐車場に警備員さんがいるため、ソロで行っても記念写真を撮ってもらえる。

駐車場から佐多岬の看板までは20分くらい歩いた。意外と遠かったので足腰が丈夫なうちに行くのが吉。

ガジュマルの木が幻想的な雰囲気を醸し出していた。

天文館むじゃき本店 白くま

本場の白くまを食す。並んでいる時間も店の外にあるメニューが色鮮やかで楽しみながら待つことができた。

想像より大きな白くま。そびえ立つ白くま。昼に佐多岬で塩ソフトクリームを食べたから食べられなかったらどうしようという不安は10分後、跡形もなく消え去った。甘ったるい感じではない練乳。吸い込まれるように口に運ばれ、難なく完食。普段食べているスーパーの白くまとは、氷のふんわり加減も、具も、2周り上の高級感があった。値段もそれなりだったもの。

小金太

普段行けない地域に来ると、ご当地グルメを詰め込みたくなる。さっき白くまを食べたことは無かったかのように(すでに消化されたかの如く)普通にラーメンを食べに行った。お昼過ぎの微妙な時間だったので並ばずに入れた。

見た目ほどこってりしておらず、するすると食べられた。

はる日

白くま、ラーメンを食べホテルで一休みしてから、吉田類の酒場放浪記、鹿児島編に出てきた”はる日”へ

ご時世もあって、貸し切り状態。12角形?の珍しいカウンターは女将さんこだわりのオーダーメイドだそう。今まで行った居酒屋でこのタイプのカウンターは見たことがない。カウンターと台所の距離が近く、1人でお店を回すには優れている形だった。

見た目は派手ではないけれど、1品1品手の込んだ料理がお酒とよく合った。注文してからじっくりと揚げたなすみそは、くたくたのなすにじゅわっと味噌が絡んで非常に美味しかった。

焼酎の話で、あたかも鹿児島のものだと思っていたら、宮崎の焼酎だったとき、鹿児島にも美味しい焼酎があるのよ。と少し残念そうな声色で言われてしまったので、次回までには鹿児島の焼酎を勉強して行きたい。芋、麦焼酎に限らず、どちらも関東圏に比べ日本酒より親しまれているのが常備されているボトルの数で見て取れた。

ぽつぽつ女将さんと会話し、お会計をして帰るとき、”また来てね。10年後にでも” と言われた。

え、10年後って…もう少し早く再訪したいなあ。

鹿児島ラーメン豚とろ

〆はやっぱりラーメン。ということで昼とお店を変えて豚骨ラーメンを。小金太に比べこってり濃厚。ニンニクチップを加えパンチの効いた1杯だった。満足。

6日目:鹿児島~熊本

天気があまり良くなかったので、西の聖地湯らっくすで引きこもり、がっつり身体を休ませると誓う

黒亭 熊本ラーメン

湯らっくすに行く前に腹ごしらえを。なんせ湯らっくすは一度入ったら出られない。(宿泊システム的に)

熊本県民に勧められた黒亭で焦がしニンニク醤油ラーメンを食べた。

ニンニクの芳ばしい香りが鼻に抜け、生卵を絡めた麺があっさり豚骨をこってりまろやかにするバランスの取れた旨いラーメンだった。

湯らっくす

やってきました、西の聖地 ” 湯らっくす ”

コロナ対策で?県外からの人の料金が割高だったが、全然気にしない。迷わず宿泊コースを。

計3回楽しんだ。(昼1回、夜1回、翌朝1回)

温泉の種類が豊富。アメニティが充実。サウナの温度、湿度、マットはもちろん、ひえっひえの水風呂、選びたい放題の外気浴。最高の施設が待っていた。

身体を洗って一通り温泉を楽しんで、いざサウナへ。じんわり汗をかけるこの設定、なかなかないのよ、これが。サウナを出てからの水風呂。1回目は身体が温まり切っていなかったので、ひえっひえの水風呂には足先しか入れなかった。座る、寝転ぶ、室内、室外が選べる外気浴。室内の座るタイプで休憩。

2セット目。サウナで温まったあとの水風呂が最高に気持ちよかった。この後はバチバチに整い、スター状態と化した。MAD MAXボタンでダウンフォースを感じながら、北島康介のごとく”超気持ちいい”の連発だった。人生で一番整ったと言っても過言ではない。地元のスーパー銭湯的ポジションが湯らっくすだったら、間違いなく通う。とんでもない施設だ。

時間を忘れるまでにバッチバチに整った後はお腹が空く。

麻婆豆腐定食を。

ウマ辛本格麻婆。お昼でも夕飯でもない微妙な時間(4時くらい)にもりもりご飯が進んだ。

ひと眠りし2回目のサウナ。すでにスター状態なので1回目の水風呂も余裕で入れた。

再度バッチバチに整いまくった後はもちろんお腹が空く。

ご飯処でルービーとアジフライを。

からっからに乾いた喉を通るビールがうめぇ。ざっくざくで肉厚なアジフライも温泉施設併設のお食事処のレベルではない本格派。何もかもが想像を超えてくるあたり、恐れ入ります。

お腹はそんなに空いていないはずなのに、魅力的なメニューに心惹かれMAD MAXレモンサワー(ごく普通の生絞りレモンサワー)とモヤシ炒めを追加。お腹いっぱい、胸いっぱい湯らっくすを愉しんだ。

MAD MAXを多用してるのはご愛敬。

翌朝もスター状態は続き、1回目の水風呂からMAD MAXボタンを楽しめた。凄いぜ、湯らっくす。

ツーリングで疲れた身体を癒してくれる、西の聖地。湯らっくすを超えるサウナ施設にまだ出会っていない。

2021年GW 女ひとり九州ソロツーリング日記③
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