アラサー女ひとりツーリング北海道
2021年に行った北海道ツーリング道東編です
目次
5日目:礼文島出発
台風の影響で出航が危うかったが、無事島を出ることができ、一安心
稚内に到着したらセコマ飯で適当に腹ごしらえをしつつ、道東へ向かう。
この日と翌日は北海道全域で雨予報だったこともあり、北見のビジネスホテルを2泊ネット予約した。これが大正解だった。北海道の雨、マジで寒い。
強風のためエサヌカ線はスルー。転倒したら元も子もないもんね。紋別のカニのオブジェなど寄り道す
北海道の右上の海岸線、マジ何もねぇからそそくさと北見へ。とりあえず雨になる前に道東に入るんや精神で、北見着。
焼肉 龍巳
北見といえば、焼肉だそうで。以前北見に住んでいた人にオススメを聞き、龍巳で飲む。
佇まいのさることながら、内観の渋さも最高。きたなシュランに出てきそう。ホルモンが安いことよ。炭火焼でちまちま焼きながらちびちび飲む酒が旨い。地元のおじさん、おばさんたちがぐびぐびお酒を飲んで楽しんでいる姿が心地よかった。
少し頼みすぎて、食べきれないな~と思っていたら元気な子供連れの家族が入ってきたので食べかけですが、食べますか…(トングを使っていたから大丈夫だと思いますが)と言ったら、普通に受け取ってくれて有難かった。フードロス削減。ありがとう、ありがとう。
程よく飲んだ後は、コインランドリーで洗濯をした。泊まったホテルの近くに最近コインランドリーができたという、ラッキー。
6日目:能取岬
朝から雨。天気予報は当たった。だのに北海道を満喫したい精神が発動し、岬へ向かう。
朝一は小雨だったが、徐々に雨脚が強くなる。岬に着いた時はまだましな方だったけど、雲が厚くて何も見えねぇ。大した思い出はない。
モンベルオホーツク小清水店
北海道限定のモンベルTシャツ欲しさに雨の中をひた走った。この時は知らなかったけど、オホーツク以外のモンベルでも北海道限定Tシャツ売ってた。(ヒグマちゃんTシャツオホーツク限定なのかと思っていた)雨の中颯爽と走るライダーの装備ってどんなんだよ!?、って心の中で叫びながら雨で濡れる靴、手袋によって寒さに凍えながら走った。
モンベルで売っていたTシャツ、サイズがSとSSしかなかった…悲しい。意地でSサイズを買った。
暖を取るためにラーメンを食べた。見た目よりしょっぱくなかったと思う。
強めの雨に打たれながらホテルへ戻る。靴は中までびちょびちょ。受付で古新聞を貰い、新聞紙とドライヤー総出で乾かしにかかった。乾かすの、超絶手ごわかった。この経験から、雨の日は動かないようと心に誓った。
回転寿し トリトン
夕飯はどうしようと考え、回転寿司にした。北海道の回転寿司旨すぎ問題。
値は張るが、ネタが厚くて本州では食べられない部位がじゃんじゃん選び放題。昆布〆の白身魚、回転寿司なのか、というレベル。一口ずつ噛みしめて食べた。
厚切りのつぶ貝、しゃきしゃきの歯ごたえに顎が喜んだ。※決して顎関節症ではない
明日ようやく雨が止むそうで、ルートを確認し寝た。
7日目:天に続く道
小雨の中、晴れることを信じて斜里へ向かう。雨がやんでも寒いせいで雨具は脱げなかった。
人気の名所らしい、天に続く道。雨上がりで期待はしていなかったが、ほんと、期待しなくてよかった。景色は良くなかったし、じめっとした写真が撮れた。前に進むことができてよかった、というポジティブ思考で乗り越えた。
天が見えない…
回転寿司 根室花まる
根室といえば、花まるの寿司を食べてみたかった。ということで花まるへ
地味に混んでいるので少し待ってから入店。
トリトンはシンプルな厚切り寿司が多いが、花まるはネタが2段になっている、花咲ガニがあるなど、少し派手系な寿司が多かった。これはこれで回転寿司の違いが味わえて面白かった。
開陽台
職場のバイク乗りにオススメされた開陽台。是非とも行こうとバイクを走らせた。
天気も回復し遠くの景色が見渡せるくらいにはなっていた。
バイク乗りも結構いた。やはりツーリングスポットなんだな。強風の中、開陽台の近くにあるキャンプ場でキャンプしていたバイク乗り、凄みを感じた。
直線道路があると撮るよね
道民おすすめのソフトクリームを食べるなど。(牧場のソフト)場所を聞いていなければ、通り過ぎるであろう立地。
もったりしたものではなく、あと味さっぱり系のソフトクリームで美味しかった。もったり系のソフトクリームだと喉が渇くから得意ではないが、こちらは私好みだった。
摩周湖、美幌峠
晴れを勝ち取ったため、見晴らしがいい観光地は行くべし、という流れで道東を走る。関東では見かけない壮大な風景を堪能しながら走る北海道の道の走りやすさよ。道広すぎ、車間空きすぎ、速度速くて快適。
峠の湯 美幌
キャンプ場併設、温泉+ご飯処付きの最高の温泉、峠の湯 美幌でさっぱりした後、ご飯を食べて寝ることを考えていた。が、定休日だった。着いてから知った。着いたのは17時過ぎ。
施設の駐車場を歩くおじさんにキャンプ場だけでも使えるかと確認をしたら、駄目だった。宿がないことに焦る。そして、日も暮れ始めてきた。おじさんにツーリングまっぷるを見せ、泊まれそうなキャンプ場を教えてもらう。そして、美幌みどりの村森林公園キャンプ場に連絡し、泊まれることに。
何だか予定も狂ったし、宿がないことに焦ったせいか、めちゃくちゃ疲れた。移動する元気もなかったため、テントを張ってすぐに寝た。
8日目:津別峠
道東、峠パラダイス!朝早く出て日の出のタイミングで津別峠に到着。澄んだ空気が美味しかった。
走っていると石北峠が見えたからついでに停まって写真を撮った。
三国峠cafe
三国峠もさることながら、三国峠cafeのカツカレーが食べたかった。何としても。開店時間よりずいぶん早い時間についてしまったため、暇つぶしを
水に浸かって見えないがタウシュベツ川橋梁らへんをうろうろ。橋をイメージした
暇つぶしを終えて、三国峠cafeに開店凸。迷うことなくカツカレーを注文し、到着を待つ。
う、美しい。待ちに待ったカツカレー。衣がざっくざく、お肉はジューシー、カレーはスパイシー、付け合わせのフライドポテトはさっくさく。全てが期待を超える美味しさだった。価値>価格のカツカレー。待った甲斐があった。三国峠を訪れる際はまた寄りたい。
霧多布岬キャンプ場
別海の牛、牛、牛、牛、牛~の景色を眺めながら、霧多布岬へ向かう。霧多布というくらいだから、本当に霧が濃かった。名前に偽りなし。
16時頃着いたらまだキャンプ場に空きスペースあり。ラッキー。宿泊者名簿に記載後、テントを立てて、温泉へ
温泉の前にソフトクリームる
ツーリングまっぷるに載っていた、コープはまなかのソフトクリームを食べた。普通のスーパーの一角にソフトクリームコーナーがあり、すぐそばの工場で加工した生乳を使ったソフトクリームが食べられるのである。濃厚でありながらさっぱり食べられるソフトクリーム、旨し。
霧多布温泉 ゆうゆ
昨日は惜しくも入れなかった温泉。今日はちゃんと入るぜ。
夕日を眺めながら浸かった温泉の贅沢なことよ。
サウナ完備でこちらも楽しんだ。大中小の子供3人がサウナに入り様子をうかがっていたので、堂々とサウナの入り方を背中で見せてあげた。サウナ6分、水風呂1分、外気浴10分(大体)を3回繰り返し、サウナを堪能。霧多布ガールズにもサウナの良さが伝わっていたらいいなあ。
ガソリンも入れ、ビールも用意し、テントで飲む。宿がないといった不安がないのは最高だな。16時くらいにはテントを張れる余裕があった方がいいな、と学んだ。(今後すべてに活かせているわけではないが…)
就寝。
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