バイク歴9年アラサー女のエストレヤ レビュー
免許を取って1台目のバイクに選んだエストレヤ。5年乗った思い出話も交えて紹介したいと思います。
目次
エストレヤ(ESTRELLA) | Kawasaki
kawasakiが1992年~2017年まで販売していた250㏄のクラシック系のバイクです。スペイン語で星を意味するそうです。街乗りから峠まで幅広く乗れる名車です。
さっそくメリット・デメリットを紹介します!
メリット
足つきがいい
シート高が735mmのため156cmの私でも余裕の足つきです。停止時は片足べったりつきました。両足付いて踵が少し浮くレベルです。
取り回しが楽
ハンドルの位置が高くなく、車両重量が161kgなので取り回しやすいです。また車両を倒した際も教習車より簡単に引き起こすことができます。エンジンガードをつければ倒れる角度が浅くなり、引き起こしやすくなります。
純正部品が豊富
25年のロングセラーを誇るエストレヤ。ネットはもちろん、街にあるバイク屋やバイク用品店に純正パーツが沢山置いてあります。
日光周辺で立ちごけしてレバーを根元から折ったとき、近くにあったバイク屋に純正レバーの在庫があり、事なきを得ました。
球数が多い
販売期間が長いため、市場に台数が多く出ています。年式、色の種類が豊富でネット検索で自分好みの1台を見つけやすいと思います。
年式、色、走行距離でソートしても余裕でヒットします。私のエストレヤは中古で購入しましたが、ネット検索で好みの色を見つけ、実際に店舗で確認してから購入しました。
カスタム色々
250㏄以下のバイクは車検が不要のため、カスタムしやすいです。セパレートハンドルにしたり、チョッパーにしたり様々なアレンジを加えて唯一無二の1台を作り上げることも楽しめると思います。
燃費がいい
1度の給油で450kmくらい走ります。(燃費でいうと30km/Lほど)ただし高速走行では少し燃費が落ちます。リザーブタンクもついており、ガス欠を気にせずに走ることができるため、初心者も安心して乗れると思います。
車検が要らない
排気量が250㏄のため車検が要りません。バイクは何かと維持費や装備費がかかるため、車検を通す必要がないというところは、車両選びのポイントとなるのではないでしょうか。
低速走行が安定している
街乗りはもちろん山道を走る際、低速トルクが安定しており、力強く走ってくれます。そこまで回転数を上げなくても発進でき、1速、2速でのろのろ走ってもバランスを崩さず安定して走ることができます。
峠で加速しなくなったな、と思ったらギアを1速落として走ってみて下さい。
街乗りからツーリングまで幅広く乗れる
250㏄のバイクは比較的車両サイズが小さく、街中でも小回りを利かせて走ることができます。乗りやすい姿勢かつシートのクッション性が高いため、ロングツーリングでも腰やお尻への負担がかかりにくいです。高速走行が可能なため、お出かけの幅が広くなります。
積載しやすい
キャリアやサイドステーを付けてリアバック、サイドバックを付ければキャンプ道具も楽々積載することができます。
デメリット
坂道で加速しない
坂道での加速は期待できません。2速に落としてアクセル全開にしても全然進まないです。景色を見ながらゆっくり走りたい人なら問題ないと思います。
ツーリングで山道を走った時、周囲の速度についていけず物足りなさを感じて乗り換えを決意しました。
高速走行で疲れやすい
風よけがついておらず、風圧を直接身体で受けるため高速走行時は疲れます。また振動が多く、手がしびれたり、体全体がだるくなったりします。
錆びやすい
雨の日に手入れをせず放置するとメッキ部が錆びます。まあどんなバイクでも放置すれば錆びますが…(笑)スポーク、フェンダー等がメッキになっており、錆びさせた場合、錆びを落とす範囲が広くて面倒くさいです。
ブレーキがキーキーなる
乗り始めてすぐキーキー音が鳴り出しました。ドラムブレーキの宿命だと言われたのでそのまま乗っていましたが…
スプレー塗布すれば音がなくなるものもあるみたいです。
おまけ:オフロードバイク比で重い
オフロードバイクよりは重いです。見てくれが好みで軽いバイクが欲しい人はオフ車、おすすめします
見た目、足つき、維持費のバランスがいいバイクです。初心者がバイクに乗り慣れるのにおすすめの1台です!
以上、低身長・女性ライダー・初心者におすすめ! エストレヤのメリット・デメリットでした。
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