ここが危ない!マスツーの注意点とメリット・デメリットを紹介

バイク

複数人でツーリングするときの注意点

マスツーとは

soro:ひとり⇔mass:大衆、集団

ソロツーの対義語、マスツーは集団ツーリングを意味します。皆さんも一度は道路でバイク集団とすれ違ったことがあるのではないでしょうか。

メリット

まずはマスツーのメリットから紹介します。

道案内が要らない

基本的に先頭、最後尾にベテランライダーがつきます。そのため、ルートは基本的に先頭を走る人について行けばOKです。初心者でナビやインカムを持っていない人には、気楽に行動範囲を広げてくれるいい機会かもしれません。

トラブル時に頼りになる人がいる

出先でパンクしたり、立ちごけしてレバーが折れるなんてトラブルが発生するかもしれません。そんなとき、誰かに助けてもらえる安心感があります。

実体験だと、こんなことがありました

  • 立ちごけしてレバーが根元から折れたとき、買いに行ってくれた
  • バイクを倒したとき、助けてくれた
  • 苦手な砂利道の取り回しを手伝ってくれた

レバーが根元から折れたときは、呆然と立ち尽くしていましたね(笑)周囲の人が近くのバイク屋を探して部品を購入してきてくれたので、無事帰宅できました。今となってはいい思い出です。

寂しくない

休憩するときはもちろんインカムを繋いでいなくても、知っている人が近くにいると、心強いです。ご飯を食べる際も話相手がいるので寂しくないですね。

バイク情報の交換ができる

休憩時間等にバイクの情報を交換することができます。

私は基本的にgoogle MAP頼みでバイクを走らせていますが、ベテランライダーはちょっと遠回りだけど車通りが少ない峠道に詳しかったり、穴場のグルメスポットを教えてくれたりします。

休憩時にバイクを眺めるのも定番です。このとき整備不良を知るなんてことも。

実例紹介

  • フォークシールの劣化を指摘された
  • タイヤに釘がささっていたのを指摘された
  • チェーンアジャスターが締まっていなかった

乗ることが好きなだけで、整備に関してはど素人な人間なので、整備不良の指摘で救われた場面は多々あります。

知らないルートを発見できる

普段目的地にしない場所や自分が走るルートではない道を知るきっかけになります。使ったことはないけど便利な有料道路や景色がいい峠道など、行動範囲を広げてくれるかもしれません。

運転技術向上のきっかけができる

上手な人のラインどりを真似して走ると走りやすいです。見よう見まねで走っていると少しずつ走りやすさを実感すると思います。また後方を走る人からアドバイスをもらって自分の癖を改善することもできます。

デメリット

お次はマスツーのデメリット紹介です。

ペースを合わせにくい

マスツーでは、先頭を走る人ベテランライダーが、初心者の走りやすい速度に合わせて走ることが基本です。しかし初見同士のライダーが速度に合わせて走ることは難しいです。またバイクの種類によって得意不得意な道もあり、走りやすい速度がみんな同じ、なんてことはありません。

初心者が足を引っ張らないようにと無理して速度を合わせてしまうと、停まれなくなったりセンターラインをはみ出したりするなどの危険があります。

マスツーに誘ってくれるライダーは、速度が遅いことを迷惑だなんて思っていません。みんなで楽しく怪我無く帰って来られることを思っているはずです。初心者は堂々と自分が一番走りやすい速度で走りましょう。

意思疎通がとりにくい

インカムがあれば別ですが、全員がインカムを持っているとは限りません。休憩したい、眠い、次はどこを曲がる、次の休憩まで何kmなどの意思疎通が難しいです。

信号で分裂する

人数が多いと信号の移り変わりで分裂します。無理に黄色信号を突っ込まない、心にゆとりを持った運転を心掛けたいところです。

信号で追突しかける

歩行者信号が変わった時点で減速する人もいれば、黄色信号は進む人もいます。信号が移り変わる微妙なラインで追突する懸念があるため、十分な車間距離を持って運転することをお勧めします。

決定権が少ない

寄り道したい!あれが食べたい!眠いから休憩したい!といったときの決定権は、協調性が欠けるため好まれません。次回の目的地としたり、カフェイン補給をお勧めします。

危険なこともありますが、行動範囲を広げてくれるマスツー。メリットとデメリットを理解して安全に楽しみましょう。

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