アラサー女ツーリング冬の北海道をゆく
2年前に年越し宗谷岬に行って来た時の準備したことについて紹介したいと思います。
目次
準備するもの
スパイクタイヤ
スパイクタイヤをプロに注文すると十数万が飛ぶ、自作用の専用スパイクタイヤピン打ち機のお値段が十数万と聞いて、自作を試みました。ネットで調べ、タイヤに下穴をあけ、インパクトにチャック付きドリルを付けてスパイクピンを埋め込む。
読んだだけだと、まあ簡単にできるのかと思いピン打ちを試みるも、まっすぐに打てない、すぐに抜ける。打ってもドライの状態で抜けるのではアイスバーンでピン全部なくなるな、と察し1本打ちきる前に諦めました。
ではどうやって手に入れたかというと。そう、ヤフオクです。
11月くらいから毎日ヤフオクでスパイクタイヤを検索した結果、幸いにもKLXに履けるスパイクタイヤが出てきたので落札しました。1,000引きクーポンが使えて送料込み3,000円くらいでした。
凄いぜヤフオク。
冬用シュラフ
ナンガ シュラフ オーロラライト 900DX(ショート)
極寒の地北海道で野宿する予定だったので、ナンガ シュラフ オーロラライト900DXショートを買いました。どうせナンガは永久保証付くし、一生ものだと思って奮発しました。冬キャンに役立っています。
快適温度の下限値はあくまでも参考値に過ぎず、シュラフが冬用でも寒いものは寒い。凍えながら寝たのは言うまでもない。
袋から解放した寝袋のサイズ、モンベルのダウンハガー#800比で4倍くらいもふもふです。購入前にアウトドア用品店の店員さんに相談したところ、自分の背丈にあったシュラフでないと気密性がなく保温力が減る、下限値はあれども暑すぎることは無いから冬キャンプにも使える、シュラフカバー不要とのアドバイスを頂き、憧れのナンガを手にしたのであった。
その他キャンプ道具はすでに持っているものを使用。コット、テント、枕とか寝るだけの道具を。
防寒着
ワークマン イージス360°リフレクト
目だし帽
上記2点を購入し、あとは手持ちの防寒着を重ね着しました。
長袖長ズボンの肌着、薄手のニット、ウルトラライトダウンジャケット、ワークマンで買った防寒ズボンなどなど。6重くらい着込みましたね。動きにくさマシマシ。靴下は山登りしていた時に使っていたウールのものを2重履き。
靴は手持ちの登山靴を使いました。ソレルの最強防寒靴を買うお金はなかったので…
ホッカイロ買って貼ったものの、厚着して酸欠なのかカイロがいまいち温まらなかった…
プロテクター
膝と肘のプロテクターを着用。滑って転んだときにけがをするリスクが減ります。砂利道を走行中、プロテクター有り無しで転んだ時のダメージが全然違うことを知った時からバイクに乗るときはプロテクターの着用を欠かさずにしています。
雪道で5回くらい転んだので着用した甲斐があった。
ダブルレンズのゴーグル
オフヘルにダブルレンズのゴーグルをすることでシールドの曇りを抑えます。スキー用に電熱ゴーグルもあるみたいです。
ハンドルカバー
ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) バイク用 ハンドルカバー
風に当たると手が寒い。ウインカーなどの操作性は劣るもののマストです。寒いので。飛ばされないようにタイラップで固定しました。
グリップヒーター
中国製のやっすいグリップヒーターを取り付けました。品質は保証されないので、ご注意を。温度調整機能がぶっ壊れたのと、途中で使えなくなりました。手が凍るかと思った…
安いグリップヒーターだとキーオフ時にバッテリーから電力遮断してくれない場合があり、バッテリー上りの原因にもなりうるそうな。
電熱〇〇に頼らない防寒対策ができるのであれば、それに越したことは無いです。
ラダー
軽トラにバイクを積むようにラダーが必要です。雪道の上は問題ないですが、コンクリートロード上をスパイクタイヤで走るのはNGなので。(寒冷地は除く)
タイダウンベルト
軽トラにバイクをくくる用です。荷台に載せた荷物が吹っ飛ばないように固定するのにも使います。
4駆の軽トラ
トランポ用の車が必要です。雪道は4駆でないと。タイヤが雪に埋まった時に脱出できる4輪駆動しか勝たん。寒冷地仕様の軽トラだとなお良し。燃料の管が一般的なものより太いらしい(道民曰く)
私はというと、叔父が自動車販売会社で働いており、そこでゴミ捨て用に使用されていたオンボロ軽トラを拝借しました。寒さに耐えきれず途中で止まりましたが。
同行者
バイクおよび北海道初心者ゆえに流石にソロでは行けない。ということでバイク屋の常連さんと一緒に行きました。北海道に詳しい、バイクもそこそこ修理できる人です。
バイク屋の店員さんと常連さん達が年越し宗谷岬行くぞという噂を聞き、それに便乗して計画した結果、たまたま行けた、ということです、はい。
ソロで行く場合は、自分で整備できる技量がなければ無理なので諦めましょう。
フェリーのチケット
乗船チケットを予約しましょう。冬のフェリーは夏の比べ物にならないくらい空いています。
以上、年越し宗谷岬 2020-2021 軽トラとKLX125 準備編でした。
これ足りなかった、ってものがあったら更新します。
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