アラサー女ひとりツーリングの心得
1度は行ってみたいとは思いませんか。バイクで北海道。北海道ツーリングで経験したことを踏まえ、注意したいポイントを紹介します。
目次
シカ
噂には聞くけど、そんなに出ないでしょ、と思っていると面を食らう。気を抜いた時、出てくる。海岸沿いの草むらから、薄暗い峠の山林から、大通りの道から…。夜1回、昼2回道で遭遇した経験あり。夜は本当に怖かった
シカ VS 車での圧倒的シカの強さを見れば、バイクで当たったらひとたまりもない。
無理せず集中力が切れない程度に、ブレーキがかけられるように、周囲の状況確認をすべし。
夜は特に前が見づらいので、日が暮れたら移動しないよう心掛けた方が良い◎
ヒグマに出くわしたことはないが、いる。森のくまさんみたいに出会わないことを祈る
ガソリンスタンド
1回の給油で400km走るくらいであれば、そこそこ注意して走っていればガス欠になることはない。街と街の間が50km~100kmくらい(おおよそ)なので、200km走っていればどこかしらにガソリンスタンドを見つけることができると思う。タンクが小さい人は携行缶を持って行こう。
バイク屋のおっちゃんから全然GS無いから気を付けなね!って念を押されていたから割とあるじゃん。と思えただけかもしれない。
日曜定休日のところと、朝晩の営業が思ったより短いことがあるので、曜日と時間は気にした方がいい。街中だから大丈夫だと思って値段が安い場所を探して走っていると、ぱたりとガソリンスタンドが見当たらなくなることもあり、戻らなければならなくなることもある。
不意に出てくる止まれの標識
内陸の直線道路を走っていると、優先道路だと思ってスピードを出しがちに。だたし優先と一時停止が混ざっているため、海岸線のマジの直線でない限り気を抜いてはならない。(海岸線もそれなりに気を付けないといけないが…)
道が空いていて、走りやす過ぎて気を抜いて走っていたら、止まれの標識の確認が遅れて急制動をしたことが…急制動でコケなかった自分を褒めたい。(そもそも急制動するな)
走行速度
多くの人が口をそろえて言う、走行速度も気を付けたいところ。一般道が首都高くらいの速度で普通に走れるため、高速道路に乗っているかのよう。
市街地以外、渋滞のじの字がないほど走りやすい。ただしシカ、きつね、一時停止、信号機、オービスなどなど何があるか分からないから本当に出さない方がいい、スピード。
雨の日の運転
※天など見えぬ道
北海道の気温差は結構あると思う。朝晩冷えて、昼は暑い。
ゆえに雨の日は特に寒い。極寒の地と化す。本州でいうと秋~冬の雨と同じくらいでは?という体感。にわか雨ならともかく、薄暗い日の雨はマジ寒い。
普通程度の雨でも手持ちの防寒着+合羽を着ても走ると寒い。数時間走ると合羽から水が浸水して服が濡れるし、濡れた靴を乾かすのが容易ではない。視界も悪い。
天気予報をみて確実に雨の日だという日は移動しないことをおすすめする。
あと自分の中でどれくらい雨が降ったら合羽を着る、とか決めていると良い。天気雨っぽいから大丈夫でしょ、と思って舐めてかかるとずぶ濡れになる。天気が変わりやすいから保険をかける意味でも降ったら合羽を着ると吉。
横風
海岸沿いは風が強い。ハンドルを持って行かれるくらいのところが多々。
雨の日のエサヌカ線は走るのを諦めた…
バイクを下りて歩いた襟裳岬なんて強風で前に進むのがためらわれるくらい。北海道右側の沿岸沿いは風が強い。(それ以外も強いけど)
宿
計画性がある人もそうでない人も
私の場合は基本無料or予約なしで行けるキャンプ場を目指し、雨や疲れた日にビジホ、ネカフェ、ゲストハウス、ライダーハウスなど近場に良さそうなところを探す。繁忙期でなければ、大抵直前でも予約はできるが、予期せぬ臨時休業、定休日などで泊まるところがなくて焦ることが予想できる。
そんなときにツーリングマップルが便利。キャンプ場、とほ宿、ホテルなどが見やすく掲載されている。
目的としていた温泉併設のキャンプ場がまさかの定休日で(事前確認を怠っただけだが)日暮れまでに急いでキャンプ場を探したときは冷や汗ものだった…そんなとき通行人にツーリングまっぷるを見せて近くにある泊まれそうなキャンプ場を教えてもらったので、ツーリングまっぷ様様。こういう時こそアナログ作戦がいいと思った。
もしものときに…
あってほしくないけど、もしもの時に備えてやっておきたいこと
ドラレコ装着
1人で事故って意識不明、死亡になってしまったら死人に口なしとなってしまう。そのために記録用としてドラレコがあるといいと思う。
レッカー補償の確認
県内でパンクしたことはあるが、遠出したときに不具合にあったことはない。ただ、いつバイクが止まるか分からないので、レッカー補償の内容は確認しておきたい。
以上、夏の北海道ツーリング 注意点でした
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