アラサー女ひとり車中泊 13日目 in 愛媛、尾道
こんにちは、あっこです
21/22年 年末年始12/25(土)~1/8(土)の14泊15日で四国を巡る車中泊旅に行ってきました
今回は13日目、1/6(木)愛媛、尾道の記録です
タイムスケジュール
8:10 道後温泉椿の湯
400円という値段と地元マダム達に溶け込める環境が良かったため、2回目のご利用
9:50 道の駅 風早の郷風和里
職場の人に四国のバイク乗りのたまり場と教えてもらい、寄ってみたものの、ひとりもおらず
11:00 道の駅 伯方S・Cパークマリンオアシス
昨晩、ゲストハウスのきくりんから伯方の塩ソフトが美味しいと教えてもらったので食べ行くことに。人から聞いた情報っていい。”伯方の塩ソフト”って、勧められなきゃ行こうと思わないよ、と
しまなみ海道の伯方島にある道の駅へ降り立つ
”伯方の塩ソフトクリーム”の看板があった。売店にて塩ソフト小250円を購入
口当たりがさっぱりとしたソフトクリームで、ほどよい塩気。うまい
ソフトクリームを食べるにあたり、A/Cスイッチを入れずに暖房をきかせ、身体を温めて挑んだ。外に出て少し寒かったけど、食べてよかった~
そして今知った、大三島に伯方の塩工場があることを…
11:30 大漁
これまたゲストハウスのきくりんの口コミをもとに、大三島にある”大漁”へ
開店と同時に店には到着していたものの、行列ができており、1回転目には入れず。名前を記入して時間潰しに大山祇神社へ
大漁の目と鼻の先にある、大山祇神社。普通に食後散策予定だったけど、ちょうどいいから行ってみる
大山祇神社の総本山なのね。職場の人にお勧めされたから目的地としていたけど、へぇ~、そうなんだ。素人でも只者ではない神社感をひしひしと感じた。
20分くらいふらふらして戻る。12:00過ぎに入店できた
席に案内され、すぐに丼を注文。スペシャル丼もちょっと心惹かれたけれど、普通でいいのよ、普通で、と思い、海鮮丼と味噌汁を注文
店内にあるお惣菜は持ってきて自由に食べて下さい、お皿で清算します、とのことでアジ南蛮を手に取った
丼が来る前にアジ南蛮を食べる。う、思ったより酸っぱい、染みるぅぅう。意外と量が多いし酸味が強かったからか、外した感は否めなかった
割とすぐに丼が到着。780円でこれって、お得。スペシャルにしなくても十分スペシャルだ。店の雰囲気と値段、どちらも愛すべき大衆食堂であった
13:00 生樹の御門
食後はセットの散策で
神社の周りをぐるりと歩く。わくわくパークなんぞの看板が出てきたから行ってみる。うん、普通の公園。坂を下りて歩く。ずんずん歩いていると、”生樹の御門”はこちらです、行ってみよう
何個か出てきた看板に沿って歩いていると、到着。人通りもほぼなく、閑静な場所にあった
何故か無性にひとりでいることに対する漠然とした不安がこみ上げてきた。天涯孤独かもしれないな、と。なんとなく導かれて来た”生樹の御門”に生きる力を少し分けてもらえた気がした
13:10 マーレグラッシア大三島
大三島で温泉あるじゃん。サウナもあるし、珍しい海水温泉もある、行こう
オーシャンビューが望めると思ったが、露天風呂は閉められていた。残念
海水温泉、サウナ、マッサージバスを愉しみ、疲れを癒した
15:15 コインパーキング
本日のお宿がある尾道へ向かう
しまなみ海道を北上。風はまあまあ吹いていたが、四国に入った時に通った明石海峡大橋と鳴門海峡大橋での強風に比べたら可愛いもんだった。軽バン・バイクで四国に来るときは、しまなみ海道かフェリーで来るべきだな、うん。フェリーがいいわ
しまなみ海道を下りたあと、細い道を縫うように走り、尾道のコインパーキングに車を停めた
16:00 千光寺
リュックを背負い尾道を徘徊。適当に歩いているだけでも、面白い
寺、神社、猫、商店街、小道、あてもなく彷徨うのにちょうどいい町だな
とりあえず千光寺、行こう
眺めがいい
息があがらない程度に階段を上る
石鎚山鎖修行ができるらしい。100円払って登る。学生時代山岳部なんでね、こういうの好きなんだな。ひとりで黙々とたのしく修行した
千光寺は通過しただけ、そんなもん
文学のこみちを通って商店街の方に下っている途中、放し飼いの犬に吠えられ、追いかけられた。
おいおい、犬を放し飼いにしないでくれよ。しかも割としつこくついてくるし。飼い主の爺さん、10mくらい先にいる、無力。逃げると追いかけられてくると思い、目をそらさないで後退した。爺さんに5回くらい呼ばれ、ようやく離れてくれた。今日一心臓がばくばくした。
犬、こわい。狂犬病がちらついた。まず日本ではないと思うんだけど、とてもこわかった
17:00 あなごのねどこ
商店街の中にあるお洒落なゲストハウス、”あなごのねどこ”へ
商店街に面した入り口から入り、長屋の奥へ。
扉を開いてチェックインをしようとするも、炬燵で漫画を読む女性が1人。ゲストハウスあるある、店主なのか、ゲストなのか分からない問題。とりあえず話しかけたらゲストだった笑
店主が戻りチェックインが完了。ドミトリーに荷物を置いて炬燵へ。目的は人との出会い。高木さんのアドバイス、居間に居ろを信じ、常設されていた漫画を読む
漫画を読んでいたら、この漫画家がこのゲストハウスの店主であることに気づく。面白いな
居間に長居していると何かしらの会話が生まれる。待ってましたと言わんばかりに会話に参加する。漫画の中でゲストハウスの店主は遅刻常習者であることが描かれていたが、今日も遅刻してきたらしく、夕飯を買いに行きたいから、店番よろしく、とゲストハウスの常連さんに頼んでいた。自由だ
漫画を熱心に読んでいた女性に夕飯どうするんですか、と聞かれ、特に決めていないです、私一楽行きますけど行きますか。即、行きますと返事をし、ラーメン屋の一楽へ
19:40 一楽
足取り軽く一楽へ向かう。人の後ろについて行くだけなんだけど
ゲストハウスの店主に”うめだいこん”を勧められたが、ワンタンメンの気分だった。一楽へ到着し、いざ料理を注文するとき、連れてきてくれた女性がワンタンメンと餃子を頼んだところで、今食べたいものが”うめだいこん”ではなかったことに気づき、同じものを頼む。
餃子が到着
うん、シンプルに美味しいやつ。肉のうまみと餃子の皮の絶妙な厚み、一口で食べられるサイズ感、皮も具も自家製。素材の味と作り手のこだわりが詰まった、出会えそうで滅多に出会えない餃子だった
餃子を食べ終えたころワンタンメンが到着
こちらもスープ、麺、ワンタンすべてが、やさしさに包まれた美味しいラーメンだった
愛すべき町中華 in 尾道。人とのつながりに感謝
22:00 就寝
ラーメンを食べ終えゲストハウスに戻る
ラーメンに連れて行ってくれた女性に人生相談。会社員向いてないんですよ、というと、私高専卒業して就職できず、本が好きで書店員(フリーター)やってますよ、と。好きなことで仕事につながるものがあるといいですね、なんてアドバイスを貰えた。確かに本の話をしている彼女はとても楽しそうで、将来は自分の書店を開くことって言っていたのが眩しかった
尾道の人は謎の働き方をしている人が多いらしい。どんな生業なのか分からない人が多いよ、と。
ゲストハウスの店主も、東京に居た、しがない漫画家がひょんなことから空き家再生プロジェクトに参加し、尾道で”ちょうどいい生き方”をみつけて、尾道で唯一無二の漫画家兼ゲストハウスの店主になっているんだから、行動力って侮れない
猫が沢山いるからか、尾道に集まる人は猫みたいに自由を謳歌していた
本好きの彼女が、明日の朝ごはんは”きっちゃ初”に行く予定だと言っていた。起きるタイミングもあるし、一緒に行っていいですか、とは言えなかったけど、人が好きなものってどんなものか気になった。朝、起きられたら行こうと決めた
以上、アラサー女ひとり車中泊 13日目 in 愛媛、尾道でした
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